新規就農者確保に力を入れる福島県の県北農林事務所と当ＪＡが共同し、先輩農家のもとを訪れるバスツアーを企画。２６日、福島市・川俣町で新規就農を考える方を対象に実施し、新たに就農を希望する２１人が参加しました。

　バスツアーでは、当ＪＡ運営のYouTubeチャンネル「みらいろチャンネル」で配信する新規就農者向けの栽培講座を上映。その後、管内の小菊農家ときゅうり農家のもとを訪れ、話を聞ききました。

　小菊農家の奥山秀夫さんは、現在、高橋良さんを研修生として１年間の受け入れをしています。参加者は高橋さんから農業研修についての話を聞き、奥山さんから農業全般のアドバイスを聞きました。奥山さんは「なんでも聞くことが大事。かっこ悪いと思っていたら収量はあがらない。いろいろな人の協力で農業は成り立っている」と話しました。その他、ツアーでは、当ＪＡの花卉共選場を見学しました。

　同所農業振興普及部の横田真良部長は「県、ＪＡ、行政の連携をさらに強め、新規就農希望者の掘り起こし、就農、定着の一連の支援に力を入れていきたい」と話しました。