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原町で春菊出荷始まる

2016.11.02

 当JA管内の南相馬市原町区で10月31日から、ハウス春菊の出荷が始まりました。ハウス栽培のため、異常気象による影響はなく、品質は良好で、出荷開始も平年同様に迎えることができました。全国的な野菜の高値傾向から生産者の期待は高まっています。今後、12月の需要期に合わせ出荷量は増えていく見込みで、翌年5月まで収穫作業は続きます。
 同地区には現在、春菊生産者が10人いて、タバコのハウスなどを活用し栽培を行っています。震災の影響で栽培面積は230aから70aに減りましたが、春菊は同地区で生産される秋冬野菜の代表品種の一つです。
 春菊を30a栽培する半谷勝彦さん・真知子さん夫妻は1日、午前中に収穫した春菊の袋詰めを行っていました。原町区内で最も早く収穫を始めた半谷さん夫妻は、1日15ケース(1ケース20束)を目標に安定出荷を続けています。真知子さんは「全国的に葉物が高いから、春菊も高値で取引されると嬉しい」と期待しています。
 JAに出荷された春菊は、札幌を中心に、県内、関東圏に出回ります。

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