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特産品「なべねぎ」出荷1日から

2016.10.31

 当JA管内の岩代・東和地域で特産品の長ネギ「なべねぎ」の収穫が31日から始まりました。今年は異常気象の影響で、管理に苦労しましたが、昨年よりも太さが均一で品質は良好。出荷は11月1日からで、12月末まで続きます。
 なべねぎの生産が始まったのは平成21年から。岩代地域ではもともとナスの生産が多く、連作障害解消の手段として長ネギを植えようとしていました。また、なべねぎは通常より土寄せの回数が少なくてすむため、当時のJA担当者が傾斜地が多い同地区に適していると考えました。
 JAでは、なべねぎを袋詰めで出荷し、販売期間を11月~12月に限定するなどブランド化することで付加価値を上げ、生産者の秋冬期間の収入に結びつけています。
 東和地域でなべねぎを8a栽培している佐藤幸男さん(75)は31日、翌日に出荷する分の収穫を行いました。9~10月にかけての雨で、通常より防除回数が増えるなど管理に苦労しましたが、平年並みの収穫時期を迎えることができました。幸男さんは「今年は太さが揃っていて、昨年より上出来だと思う。1日15箱(1箱7.5㎏)の出荷を目標に収穫を続けたい」と話していました。
 JAでは今年、県内市場を中心に31tの出荷を見込んでいます。

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