当ＪＡ福島地区管内では、８日より青ナシ「二十世紀・ゴールド二十世紀」の出荷が始まります。同地区では、赤ナシで中生種の「豊水」が終盤を迎えており、「二十世紀」の出荷が本格化します。今年度の「二十世紀」の販売計画はＪＡ管内で８０㌧を見込んでおり、今年のナシの生育はほぼ平年並みとなっています。

　出荷開始前日の７日に同管内４カ所で収穫指導会を開催しました。西部共選場での指導会には、生産者１６人が参加。ＪＡの担当者が他県の販売情勢や生育状況・市況などについて説明しました。

　その後、ナシのサンプル品を参考に出荷規格や今後の出荷日程について確認。ＪＡの担当者は「近年は以前と比較して全体的にナシの生育が早まっている」と話しました。

　今後、同地区では中生種「あきづき」や晩生種「新高」の出荷が始まり、管内でナシのリレーが続きます。