東京農業大学は３０日、当ＪＡと共同で小学生に向けた「食と農の体験スクール『エダマメ収穫』」を実施しました。

　同取り組みは、今年度が初の開催で、福島イノベーション・コースト構想の一環。同大学の学術的資源を活用し、プロジェクトにおける浜通りの小中学生向け人材育成事業であり、食と農に関する体験を通じて理解を深めることが目的です。

　同日は、同大学の教授や学生１２人が参加。相馬市立飯豊小学校３年生が６月に種まきをしたエダマメを収穫しました。その後、エダマメのミニ授業や収穫したエダマメを使用し「青ばた豆のシラスチーズごはん」を調理しました。

　学生らは「子どもと農業体験をするのが楽しみで参加した。滞在中に震災の歴史について知ることが出来て勉強になった」と話しました。生徒は収穫した枝豆を見て「エダマメの『さや』が上向いていたり下向いていたりする」と話してエダマメについて学びました。