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「IYC支援隊2016」の皆さんが福島県の現状を視察

2016.09.13

 2012年の国際協同組合年(International Year of Co- operatives=IYC)を記念して、JA全農、JA全中、農林中央金庫などで組織した「IYC支援隊」の皆さんが9日から10日にかけて、震災からの復興状況を視察しに来県されました。9日には森林組合や漁業組合を周り、10日には当JA管内を訪れました。
 当JAのモニタリングセンターや農産物直売所では担当者が安全・安心な農産物を消費者に提供する仕組みや震災後行ってきた取り組みを説明。参加者からは「検査料は農家の方が支払しているのですか?」「なぜ90日の有効期間なのですか?」などの質問がありました。本店で行ったレクリエーションでは、JAの菅野孝志組合長が「世界では国際協同組合年や国際土壌年、国際豆年のように食や農、協同組合の重要性が叫ばれているのに、日本はその流れと逆行している」「フレコンパックが積み上げられている状況では完全に復旧したとは言えない」などと参加者に対して想いを述べました。その後、参加者は㈱新ふくしまファームを訪れ、農業の担い手育成の取り組みを視察しました。どの現場でも、参加者の皆さんは熱心に説明に耳を傾け多くの質問をしながら復興の現状に理解を深めていました。

 



 


 

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