当ＪＡ福島地区は２０２１年度「紅一」の出荷３０㌧を計画します。優良着色系ふじで葉つみをしない生産方法。通常、着色時期に果実周りの葉をつみ玉回しをしますが、色が付きやすい「ふじ」の品種を使うことで、葉つみ作業を省力化。葉が残ることで蜜入りや糖度が慣行栽培より高くなることが期待できます。

　１８年にブランド化、１９年「紅一（べにいち）」と命名し販売開始。販売実績は１９年１０㌧、２０年１５㌧と数量を増やし、２１年は３０㌧の出荷を目指し、ブランド確立に向け取り組みます。

　１９日、福島市のリンゴの園地で紅一の指導会を開き、生産者５０人が出席。佐藤宏一営農指導員トレーナーが管理方法や注意点を説明。佐藤トレーナーは「以前と比べ気候は変わっている。昔のやり方を基に現在の気候に合った方法に変えていくべきだ」と話しました。