当ＪＡ支店再編に伴い隔日営業に移行する伊達市梁川町の白根支店。併設する購買店舗を女性部が引き継ぎ、「しらね里山のみせ」として１０日、オープンしました。地域の拠り所として組合員自身がＪＡ施設を有効活用することで地域活性化を目指します。

　当ＪＡは２０２１年度から２４年度にかけて拠点、施設再編を段階的に進めます。２１年９月より８店舗が隔日営業に移行。店舗機能の再編として隔日営業、効率化店舗、営業時間短縮など効率的運営店舗を導入することで、業務の見直し・改善を図ります。

　しらね里山のみせは４月から試験運用。女性部白根支部部員らは、仕入れや値段の付け方、接客など店舗運営に向けて勉強を重ね、９月本格運営を開始しました。

　初日、オープンセレモニーを開催。女性部白根支部斎藤近子支部長は「地域に愛される店にしたい」と話しました。数又清市組合長、深谷元雄伊達地区役員代表、斎藤支部長、同店の斎藤ミドリ代表など６人がオープンを祝しテープカットを行いました。　　

　斎藤代表は「さみしい地区にしたくないという想いから始めた。白根の人々の生活を応援し、みんなが笑顔で集まれる場にしていきたい」と話し、この日、先着３０人に米袋で作ったエコバックをプレゼント。来店客は「助かる」「こういうお店があるといいね」などと話していました。

　同店は毎週火曜日と金曜日の９時３０分～１４時３０分営業。地区特産の「もろこし」の６次化商品や日用品、食材などを販売します。