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福島大学食農学類田植え実習

2021.05.21

 福島大学食農学類は20日、付属農場水田で田植え実習を実施しました。同学類の3期生となる今年度入学した1年生104人が手植えにより行いました。

 同大学三浦浩喜学長は「農学部で1年生の始めのうちから全員参加の農業実習は全国的にも珍しい。共に協力しながら、知識や人間関係を形成し、楽しみながら体験してほしい」とあいさつしました。

 学生らは4班に分かれ田植えを体験。地元農家に教わりながらコシヒカリの苗を植えました。また、隣接する水田においては、株式会社ヰセキ東北の協力で最新スマート田植え機の実演・体験を行い、天のつぶを植えました。

 参加した学生の1人佐藤瑠衣さんは秋田県出身。大震災で被災した福島県農業の力になりたいと同大学への入学を決めました。佐藤さんは「田植えは祖父母の手伝いでやったことがあったが、自分たちが主体となってやるのは初めてで責任感違う。収穫もより一層楽しみだ」と話しました。

 今後学生らは生育を観察しデータを記録、10月には収穫を行います。収穫したお米は食べ比べ、成分を分析、おいしさの裏付けとなる根拠を研究していきます。

 

     

 

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