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中学生考案の旅行プラン実行へ

2016.08.04

 農業後継者不足や観光客の減少といった地域が抱える問題を解決しようと、福島市立岳陽中学校と福島市立第二中学校の生徒が考案した旅行プラン「夏の福島体験プログラム」が2日から3日にかけて福島市内で実施されました。生徒たちは中学生の視点で「楽しい」「行ってみたい」と思うスポットに参加者を案内。自らガイド役となって福島市の魅力を伝えました。
 岳陽中と福島二中のイノベーション部は平成27年から、「地方創生」をテーマに地域が抱える課題の発見やそれを解消する方法について考えてきました。文献調査や聞き取り調査を重ね、農業と観光を結びつけた今回の旅行プランを生み出しました。
 同プランには県内外から18人が参加。参加者は生徒達と一緒に、歴史や自然に触れられる市の観光地や果樹園を巡りました。
3日には当JAの西部共選場を見学。生徒は「共選機は1台1億円もする」「バーコードで品質管理をする」などと事前調査で面白いと感じたことを参加者に説明しました。
 参加者は「がんばる中学生を応援するつもりで参加した。接客も行程も素晴らしくていい経験になった」と大満足の様子でした。企画をした生徒は「これまでの成果として旅行プランを実行に移せて嬉しかった」と話しました。

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