当ＪＡ福島地区本部は１５日、福島市の圃場でりんごの低樹高の剪定指導会を開きました。低樹高化とは、樹高を低く仕立てることで作業環境を安全にし、栽培管理の省力化や増収を図ります。農業者の高齢化への対策などからＪＡでは普及を目指しています。

　指導会には生産者約５０人が参加。ＪＡの佐藤宏一営農指導員トレーナーが講師を務め、低樹高の剪定法や注意点を説明しながら剪定を実演しました。

　佐藤トレーナーは「剪定は１本１本違う。花芽の状況をしっかりみて、枝ごとにあった剪定をしよう」と話しました。参加した栽培者らは熱心に説明に耳を傾けました。