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吾妻山麓シードル醸造を開始

2020.12.07

 福島市桜本のワイナリー「吾妻山麓醸造所」は、今年からワインとシードルの醸造に挑戦します。地元産のリンゴなどを原料にして、地域おこしにも取り組む、果樹王国ふくしまの魅力を発信します。

 同醸造所は、一般財団法人ふくしま未来研究会が出資し2019年8月に設立。今年9月に醸造免許を取得し、ワインづくりを始めました。醸造施設や約2㏊のブドウ畑を整備し今春、ワイン用ブドウ5品種の苗木約5000株を植樹しました。収穫まで約3年かかるため、今年は山形県産と長野県産のブドウで仕込し、来秋に完成する予定です。将来は、自家農園産のブドウを使った赤白のワインを醸造します。

 4日には、地元産のリンゴ「フジ」2.7tを使って、シードルづくりを始めました。ワインよりも早い来年3月に発売する計画です。

 横山泰仁社長は「おいしい福島のくだものを多くの人に味わってもらいたい」と意気込みます。

 完成ワインは、来年建設予定のショップやネット、地元の酒屋などで販売。ラベルパッケージは、地元の高校生がデザインします。

  

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