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冬の風物詩「柿色のカーテン」最盛期

2020.11.25

 当JA伊達地区管内で、あんぽ柿の加工作業が最盛期を迎えています。きれいなオレンジ色の柿がつるされる光景は「柿色のカーテン」と呼ばれ、この時期の風物詩となっています。

 同地区では、11月上旬から原料となる柿の収穫作業が始まり、中旬からは、連通しと呼ばれる柿の皮むきや縄に柿を取り付ける作業、干場に吊るす作業など、加工作業が本格化します。

 JA伊達地区あんぽ柿生産部会の佐藤孝一部会長は、11月10日から加工作業を開始。今年度は震災後最高となる約13tを加工します。1本の縄に10個ほど付けられた柿は、手作業で次々と専用の干場に吊るされ、約35日間自然乾燥し、収穫から2ヶ月後にあんぽ柿として出荷されます。佐藤部会長は「原料柿は数量も多く、大きく生育した。作業も順調で今後の天候に期待しながら最高量を出荷したい」と期待します。

 JAのあんぽ柿は、主に京浜地方を中心に各地の市場などへ出荷されます。現在、「平核無」の出荷最盛期を迎え、生産量の90%以上を占める「蜂屋」は、12月上旬から本格的な出荷が始まり、翌年の3月下旬まで続きます。

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