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親子で科学体験 福島大学で「みらいアグリ塾」

2020.09.23

 当JAの親子農業体験イベント「みらいろアグリ塾」今年度2回目の講座を開催しました。「福島大学で学ぼう」をテーマに、昨年4月に開学した福島大学の食農学類のキャンパスで科学実験等を体験。同イベントは、2016年からスタート。親子で農産物に触れたり学んだりすることで、食や農への関心を一層高めることを目的としています。

 19日開いた第2回みらいろアグリ塾は、親子8組22人が参加。福島大学で食物についての講義や科学実験を体験しました。まず初めに「ダイズ」をテーマとした講義。講師は食農学類2年の坂谷うるさんが務めました。坂谷さんはダイズの育て方やダイズからできているものなどについてクイズを交えながら説明。

 その後、参加者は2班に分かれ、それぞれ「バターを作ろう」と「冷たい世界」の講義を交代で受けました。「バターを作ろう」では、福島大学の平修教授が、30秒でバターを作る方法を教えました。参加者はバターのもとが入った容器をシャカシャカと振りバター作りを行いました。振っていくうちに音が変わり、液体から個体に変わっていく様子に参加者らは驚きつつも早くバターを完成させようと一生懸命シャカシャカしました。

 「冷たい世界」では、岡野夕香里准教授が液体窒素を使った講義を行いました。シソの葉を液体窒素に入れると香りも凍ることを体験。参加した子どもたちは初めて見る液体窒素に興味津々の様子で、シソの葉が凍っていく様子を観察したり、匂いを嗅いで香りの変化を体感したりしました。おもしろ実験盛りだくさんで、参加者らは楽しい学びの時間を過ごしました。

 次回は11月にJAの子会社㈱新ふくしまファームで農業体験を予定しています。

 

         

 

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