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「地域くらし活動支援事業」で住みよい元気な地域づくり実践

2020.08.19

 当JAは、地域貢献や活性化に取り組むグループ・団体の活動に対して助成する「地域くらし活動支援事業」を行っています。少子高齢化や人口減少、自然災害の影響等により地域社会をとりまく環境が大きく変化する中、「住みよい元気な地域づくり」のため地域の拠点であるJAが管内の地域活性化に貢献します。2018年度から始めた事業で、1団体上限10万円の資金を活動費として助成します。

 これまで、県外の若者を受け入れた農業交流体験や遊休農地を活用し栽培した作物を使った料理教室等49団体へ助成しました。今年度も同事業の募集を行っていて、現在10団体の申請を受けています。今後、11月末まで募集を受け付けます。

 親子を対象とした食農教育活動に取り組む「NPO法人南相馬サイエンスラボ」では、自然科学や農業食育、環境保護、歴史文化を親子で学ぶことで理解醸成を図り、さらに他家族とのコミュニティの形成、担い手育成のきっかけづくりを目的に活動しています。

 9日におこなった活動では、20人が参加し、畑で収穫した夏野菜を使ったカレー作りを行いました。同団体は、農地を活用するにあたり、短期間だけの活動ではなく長期間農業に携われるような活動を考えています。そこで同事業を利用した秋冬野菜の栽培も予定していて、今回の活動の中では、栽培予定圃場の草むしりと、抜いた雑草を使った野草堆肥作りを行い、食と農の循環について学びました。同団体の齋藤実さんは「農業の重要性を理解し、身近に感じてほしい」と話しました。

 

  

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