当ＪＡ女性部二本松総合支部は７日、共同購入の野菜苗の配布を二本松営農センターで行いました。

　共同購入とは、大勢の人がまとめて一緒に買うことで、良質な資材が低価格で購入できるシステム。ＪＡが農閑期などに組合員から予約注文をとりまとめ、メーカーから一括購入し、組合員へ安く供給します。

　同総合支部では長年、この野菜苗の共同購入を実施していて、多くの部員が利用しています。今年度は約４０００株のナスや、きゅうり、トマト、メロン、スイカの苗の注文を受け、販売しました。

　毎年、購入者で配布会場が溢れていたが、今年度は新型コロナウイルス感染予防対策のため、支部毎に時間を決めての配布。さらに、購入者へは三密を避け、マスク着用の協力をお願いしました。

　同総合支部の渡辺さきこ部長は「思うように女性部活動が出来ないし、生活なども大変な思いをしている人が多くいる。共同購入などのように、みんなで協力できるところは協力し、乗り越えていきたい」と話しました。