当ＪＡ伊達地区本部は1月29～30日、同ＪＡが取り扱う肥料や農薬、種苗など、農業資材全般を一堂に集めた「２０２０農業資材商品説明会」を伊達市保原体育館で開きました。

取引メーカー66社がブースを設け、商品の説明や農家からの質問や相談に応えました。中でも、無人自律走行方式のロボット草刈機や農薬散布用のドローンなど、次世代農業技術の紹介コーナーは特に来場者の注目を集めていました。

　この説明会は同本部が毎年開催し、今年で19回目となります。毎回来場者１千人を超える人気イベントです。

　会場内の各ブースでは、メーカーの担当者が、特におすすめの商品や新商品などを紹介。商品の特徴や使用方法、効果などを詳しく説明し、来場した農家からの質問などに丁寧に答えます。専門の担当者9から詳しい説明が聞けるとあって、「より効果的な使用方法や最新の技術を詳しく知る良い機会になっている。とてもためになる催しだ」と、農家からの高評価を得ています。

　会場入り口に設置された次世代農業技術コーナーでは、無人で自動的に草刈りを行うロボット草刈機の実演も行われました。園地に設置したエリアワイヤー内を無人自律走行でランダムに草刈りし、バッテリー充電も完全自動。無人作業の実現で、農家の労力削減による生産拡大に期待が高まります。