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「ユーカリ」生産者教壇立ち 児童に地域の歴史教える

2019.10.18

 当JAは15日、県産花きをPRし、花と触れ合うことで心の豊かさを育む「花育」を福島市立庭塚小学校で行い、初の試みとして生産者が教壇に立ち、児童らに栽培している花材や地域の歴史について話しました。

 今回参加した生産者は庭塚小学校の近所で「ユーカリ」と「リンドウ」を栽培している加藤勉さん。加藤さんは自宅のハウスでユーカリを30㌃栽培。10㌃あたり毎年500本の苗を植えています。

 4年生18人が参加した同授業では、㈱福島花き 阿部ひろみ取締役から、生け花の歴史やテーマ「床の間」について説明。その後JAの担当者から、JAの紹介や使用するJA花材ユーカリの栽培方法についてクイズを交えながら話しました。

 実習では、池坊の講師が生け花のデモンストレーションを行い児童らに花の扱い方や生け方を指導。児童らは加藤さんが栽培したユーカリをアクセントに、ピンクのトルコキキョウ、赤のスプレーカーネーション、白のカスミ草を使用しそれぞれ作品を完成させました。

 授業の最後には、加藤さんから花の栽培や、地域の歴史について児童に話しをしました。加藤さんは「わたしが作ったユーカリを上手に生けてもらって嬉しかった」と話しました。今後、同小学校では加藤さんのユーカリハウスの見学などを予定しています。

 

  

 

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