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販売計画を共有 あんぽ柿共販推進会議

2018.12.06

 当JAは6日、あんぽ柿共販推進会議を伊達市のみらいホール「ラブール」で開きました。今年は原料柿の生育が良く、収量が昨年を上回るため、あんぽ柿の出荷量も増量の見込みです。福島県内であんぽ柿を生産する2市2町(福島市・伊達市・桑折町・国見町)では、全体で1400tの出荷を目標としていて、JAではその8割以上の出荷量を担う計画です。
 今年は、高温少雨や台風などの異常気象により農作物の生産には大変な年であった一方で、原料柿の生育は良好で、あんぽ柿の出荷数量は増量することが見込まれています。あんぽ柿の主力産地である伊達地区では今年度、震災前の水準の約9割となる1130tの出荷を計画しています。
 会議には生産者や関係者、JA役職員など約70人が出席。あんぽ柿生産部会の佐藤孝一部会長が「今年は原料柿が豊作の年。安全・安心なあんぽ柿を生産するので、産地復活に向けて高値での販売をお願いしたい」とあいさつしました。会議の中では、今年度の生育概況や市場情勢、販売計画について協議し、数量や価格が震災前の水準に戻り、産地が完全復活出来るよう、情報を交換しました。
 共販推進会議の後は、営農センターごとに分かれ、出荷協議会を行いました。

 

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