トピックス

茨城県から農業体験 JA地域くらし活動支援事業

2018.12.03

 当JAが今年から始めた「地域くらし活動支援事業」を活用して、福島市のやぎぬま果樹園で1日から3日までの3日間、県外の若い世代を対象にした農業体験活動が行われました。茨城県で看護師をする20代女性3人が参加し、旬を迎えるリンゴの収穫を体験しました。
 同農業体験活動を企画したのは、リンゴやキウイを生産する女性農業者の八木沼恵子さん。地域に農業の担い手が不足しているのを感じる反面、農業に関わりを持ったことがない若い世代が農作業に高い関心を持っていると感じ、人材確保や福島の農業のイメージアップの取り組みのきっかけとして今回の農業体験活動を企画しました。
 農業体験活動では参加者が農作業だけ手伝うのではなく、食事なども一緒に食べて交流を深めました。農家ならではのくらしを体験し、参加した室永彩七さんは「もともと果物が好きで農業に興味があった。リフレッシュを兼ねて参加したけど、今後の活動の幅が広がりそう」と話し、三瓶香奈さんは「手作業で一つ一つ丁寧に収穫するから、私たちが美味しいリンゴを食べられるのだと思った」と農産物の尊さも実感している様子でした。
 企画した八木沼さんは「ずっとやりたいと思ってきたことが、JAからの支援事業を活用して実現することが出来た。今回をきっかけに、若い世代に福島の農業の魅力や素晴らしさを伝えながら農業体験と農家の人材不足解消につながる仕組みを地域の中で作っていきたい」と話しました。

 

Page Top