コープ関係トピックス

福島県内の状況に理解深める エフコープ生活協同組合

2018.04.26

 当JAと友好協力協定を結ぶ、福岡県の「エフコープ生活協同組合」の組合員や役職員など18人が、24日から25日まで来福し、東日本大震災からの復興状況の視察や交流を行いました。
 1日目は新地町から南相馬市や富岡町など浜通りの国道6号線を南下しながら帰還困難区域の現状を目の当たりにしました。交差点にバリケードが設置されて、町内に入ることが出来ない状況に、「テレビでは見たことあったけど…」と衝撃を受けている様子でした。2日目は当JAの矢野目モニタリングセンターや農産物直売所「みらい百彩館んめーべ」、桑折町の桃畑が広がる名所「ピーチロード」を訪れ、復興に向けて着実に歩みを進めていることや特産品について理解を深めました。実際にピーチロードを歩きながら、伊達地区モモ生産部会桑折支部長の大槻栄之さんから献上桃の歴史などの話を聞き「桃が実るときは甘い香りがするのかしら?」「桃が食べられる季節が待ち遠しい」と、特産品の桃に興味津々でした。最後には地元の「生活協同組合コープふくしま」のコープマート国見店にも訪れました。
 福島県や県産農産物への理解が深められた視察研修に、参加者の皆さんは「復興にはまだまだ時間がかかると思うが、私たちに出来ることがあれば応援したいと思った」「距離は遠いけど、今までより福島が身近になった」と話していました。
 今後、エフコープでは、今回の視察研修の報告会を実施する他、撮影した写真をカタログで使用する予定です。

 

 

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