トピックス

生産者交流に手応え 福島地域酒米研究会

2018.05.02

 昨年発足したふくしま地域酒米研究会が4月27日、第一回総会を当JA野田支店で開きました。良質な酒造好適米生産を目的に、蔵元や酒米生産者などが会を立ち上げ、昨年度は情報交換を軸に活動を展開。総会では、より一体となった活動に向けて今年度、販売促進グッズ製作やイベント開催を行うことを承認しました。
 福島県の日本酒は、昨年までに全国新酒鑑評会で5年連続金賞受賞数1位を獲得している程、全国的に高評価を得ています。一方、県産の酒米を使った日本酒が少ないため、地産地消の日本酒づくりによる地域振興を目指し、同研究会は日本酒や酒米関係者の交流の場を担っています。
 総会には会員など約20人が出席。同研究会の丹野友幸会長が「酒米生産者同士でも、今までは名前は知っている程度のつながりだった。研究会が出来たことで、情報交換ができるようになったことが一年目の大きな収穫だった」と話しました。
 議事では今年度の事業計画と予算計画について話し合いました。販促グッズは5月中に出来上がる計画です。

 

Page Top