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久保修切り絵展覧会スタート 福島にゆかりのある作品多数

2018.04.02

 福島民報創刊125周年記念事業の「切り絵画家久保修 切り絵で描くジャポニスム」が1日からとうほう・みんなの文化センターで始まりました。初日にはオープニングセレモニーが開かれ、当JAの菅野孝志組合長が出席しました。
 山口県生まれの久保先生は、大学在学中に切り絵に出合い、スペイン遊学がきっかけでパステルやアクリル絵の具、布、砂といった素材も作品の中に取り入れて表現するミクス ト・メディア(混合技法)と呼ばれる独自の技法を築き上げました。阪神・淡路大震災で被災して以降、テーマを「紙のジャポニスム」とし、移り変わる日本の四季折々の「風物詩」や「旬の食材」の生命力にあふれた瞬間を切り取って作品に仕上げています。
 オープニングセレモニーには関係者など約40人が出席。久保先生は「これほど開会を待ち遠しいと思った展覧会は今までにない。日本の原風景が残っている福島で、福島にゆかりのある作品を数多く展示出来て嬉しい」と話し、代表者とともにテープカットをして開会を祝いました。
 展覧会には当初の予定より大幅に展示数を増やした180点の作品が展示されています。開催期間は5月6日までです。

 当JAでは展覧会に先立ち、1月に久保先生による切り絵のワークショップを北信支店で開催しました。
 

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