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具体的な目標数値示す 冊子「地域農業振興計画」を配布

2017.05.23

  販売品販売高300億円を目指す当JAは5月の組合員訪問日に、目標に向けた品目ごとの重点取組事項や目標数量を集約した冊子「地域農業振興計画」を配布しました。昨年から実施してきた品目ごとの生産部会連絡協議会の所得アップ懇談会で定めた内容を基にしたものです。JAと生産者は今後、冊子をもとに主要19品目の収量増加と品質向上に取り組んでいきます。
 JAでは販売高上位10品のもも、水稲、きゅうり、なし、和牛子牛、生乳、花卉、あんぽ柿、牛肉、いちご、りんご、ぶどうを含む19品目を主要品目に定めています。冊子ではそれぞれの品目の地区ごとの重点実施事項と具体策、現状と次年度以降の計画値をわかり易く列記しました。
 冊子のポイントは、JAの一方的な目標ではなく、部会の代表者による話し合いで導かれた数値や取組事項を集約している点です。現場の声を反映させることで、生産者が冊子を活用しやすいよう配慮しました。冊子は5月13日の組合員訪問日に正組合員約47,000人に配布。今後、冊子の内容をもとに営農指導を展開し、今年度は281億円、来年度は286億円と販売品販売高の実績向上をねらいます。
 冊子を作成した営農部農業振興課の職員は「明確な数値や取組事項を示すことで、生産者も計画を立てやすくなると思う。目標達成に向けて、生産者と一体となって取り組みたい」と話していました。

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