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5年10ヶ月ぶりの再開 山木屋支店再オープン

2017.04.03

 平成23年の東京電力福島第一原子力発電所事故による伊達郡川俣町山木屋地域の避難指示区域が3月31日に解除になったことを受け、当JAは3日、山木屋支店の同地域内での営業を再開しました。同支店で行った記念式典では、参列者約40人が5年10ヶ月ぶりの再開を喜びました。
 山木屋地域は震災後の平成23年4月に国が定める計画的避難区域に指定されました。その後、平成25年8月には一部に居住制限区域があるもののほぼ全域が避難指示解除準備区域に指定され、平成27年8月からは帰還に向けた長期滞在が可能となる準備宿泊も始まりました。
 山木屋支店は山木屋地域が避難指示区域に指定されて以降、伊達郡川俣町大字鶴沢にある川俣支店内の仮店舗で営業を続けていました。平成28年3月からは仮店舗での営業と並行して、以前の山木屋支店内で貯金や営農の相談窓口を週2回設けて帰還希望者の支援を行ってきました。
 式典ではJAの菅野孝志組合長や川俣町の佐藤金正町長など代表者8人がテープカットで再オープンを祝いました。式典後に窓口を利用した渡邉福七さんは「川俣支店に行くよりも近くなった。震災前の状態に戻ってきて嬉しい」と話していました。
 

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