平成２６年度から休校していた福島市立大波小学校が今月末で閉校することから、２６日、地元住民らによる閉校式典と感謝の会が行われました。大波小学校は明治６年に創立し、１４０年以上の歴史を持つ学校です。休校後の平成２８年に閉校することが決まりました。
　式典では実行委員長の佐藤俊道さんが「今後も地域のために役立つような施設として使われていくことを願っている」と述べ、来賓者や歴代の校長先生がこれまでを振り返りました。感謝の会では地元伝統芸能の「三匹獅子舞」が披露され、卒業生などが思い出を語りました。また、東日本大震災のために中止となった平成２２年度の卒業式セレモニーが行われ、当時の卒業生が当時の担任から名前を呼ばれ、証書を受け取りました。最後に、全員で校歌を斉唱し思い出の詰まった校舎にお別れと感謝を表しました。