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アフリカ・アジアの留学生が福島の復興学ぶ

2017.03.13

    独立行政法人国際協力機構(JICA)東北支部と宮城アフリカ・協会(AFAM)は、東北各地の大学生を対象に3月6日~9日、福島県の震災・原発事故からの復興状況などを学ぶ「福島県スタディツアー」を開き、7日には日本生活協同組合連合会の協力で、JAふくしま未来を訪れ、食の安全に関する取り組みなどを学びました。

 JAを訪れたのは、ツアーに参加した、東北地方の大学院で学ぶアフリカやアジアなどの行政官や関連団体職員など留学生46人。一行は、JA会議室で、福島の農業と放射能対応策などについて、担当職員が通訳を通して説明。参加者らは真剣に説明を聞き、「震災と原発事故後、どのようにして地域の農業を守ってきたのか」「風評被害のなかで、消費者に受け入れてもらうために大切なことはなにか」など、さまざまな質問を寄せていました。その後、JAのモニタリングセンターを訪れ、JAに出荷される農産物の放射性セシウム濃度の検査体制を視察し、検査機器の特性や検査方法などを詳しく説明を受けました。JAの農産物直売所ここら矢野目店では、店頭に並ぶリンゴやあんぽ柿などの農産物を買い求めていました。

 

     

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