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県産農産物の販売拡大訴える 東北応援シンポジウムへ菅野組合長出席

2017.03.13

 (一社)日本経済団体連合会は10日、「風評なんか吹き飛ばせ!行こう!食べよう!東北応援シンポジウム」を経団連会館で行いました。行政や企業などから関係者約160人が出席し、風評被害払拭に向けた施策の在り方について議論を深めました。
 基調講演では、福島県風評・風化対策監の野地誠氏が「ふくしまの“今”~福島県の復興状況~」と題して講演し、「福島は農業県だが、多くの農産物は全国の他の地域と市場価格で差が出ており、『安値安定』の状態が固定化している」と説明しました。続いて行われたパネルディスカッションでは、各分野の代表者5人がパネリストに選ばれ、当JAの菅野孝志組合長も「風評被害の実態と対応」についてプレゼンし、「消費者からの問い合わせにきちんと対応できていない等の理由で、福島県産農作物と取扱いたがらない量販店が残っている。風評被害を払拭するため具体的な福島の生産現場や人の営みを発信していきたい」と考えを示し、首都圏などでの県産農産物の販売拡大を訴えました。
 

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