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春を告げる伊達市保原町の奇祭・つつこ引き祭り

2017.03.07

  五穀豊穣・商売繁盛・無 病息災を祈願する伊達市保原町の奇祭、厳島神社の「つつこ引き祭り」が3月5日、保原町中心街の四丁目交差点周辺で繰り広げられました。

 下帯姿の若衆が神社拝殿から、直径約1.5㍍・長さ約1.8㍍・重さ約800㌔の大つつこを担ぎ出し、大勢の観衆が見守るなか、商店街の通りを練り歩いた。四丁目交差点に戻ると、若衆らは威勢よく掛け声を響かせ、大つつこを三方向へ引き合いました。祭りが最高潮に達すると、辺りは熱気に包まれました。

 引き合いが終わると、大つつこは厳島神社に担ぎ込まれ、つつこの中にはふかしたもち米が入れられていて、激しく引き合うことでできた餅が見物客らに配られました。この餅を食べると一年健康で過ごせるとされ、つつこの藁(わら)を持ち帰ると縁起が良いと言われています。

 

   

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