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地元農業後継者とコラボ 「若旦那図鑑」Vol.5発行

2017.03.08

 福島市の土湯温泉旅館事業協同組合青年部が発行するフリーペーパー「若旦那図鑑」第5号の配布が7日から始まりました。同図鑑初となる異業種との連携企画として、農業後継者との対談を掲載。これまでの首都圏の消費者から県内の女性へターゲットを置き換えています。当JAの農産物直売所12カ所で配布し、地元住民に福島の魅力を再認識してもらうのがねらいです。
 若旦那図鑑は土湯温泉の魅力と福島の食を発信する目的で、平成26年に誕生しました。福島学院大学短期大学部の学生が企画・編集を担当しています。これまでに若旦那達のトークや旅館の紹介を掲載。首都圏を中心に配布してきました。
 今回は福島市の平野農業後継者協議会と連携し、地元産果物を使用したカクテルを開発する企画をメイン記事として掲載。農業と観光の連携によって、福島に新たな風を吹き込もうとしています。
 7日に福島学院大学で開いた記者会見には、土湯温泉青年部の渡邉樹璃案部長や後継者会の安斎秀俊会長など関係者6人が出席。渡邉部長は「温泉地と農業が密接に関わる事で、ふくしまを盛り上げていきたい」、安斎会長は「若い世代が頑張っている姿を冊子から感じて欲しい」と話しました。
 配布は1万部限定。同冊子では日帰り入浴領収スタンプと直売所のレシートを添付して応募する読者プレゼントもあります。

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