伊達郡梁川町白根の女性で作る料理加工グループ「みゅーるの会」は3日、ＪＡふくしま未来白根支店の敷地内に加工所をオープンし、落成式を開きました。同会のメンバー６人が参加し、白根三吉神社の古積義永宮司が神事や火入れ式を行い、オープンを祝いまいした。

　同会は会長の八巻アヤ子さんの呼び掛けによって集まった６人が２０１５年４月に立ち上げました。立ち上げ後はメンバー自らが白根特産の雑穀「もろこし」を使った「もろこしもち」を開発。ＪＡや地区のイベント、地元の直売所「であい」などで販売してきました。

　今回、加工所がオープンしたことで餅以外の商品の製造が可能となった同会は、「もろこし」を使ったクッキーなどの菓子や地元産の野菜を使った惣菜の販売を考えています。菓子や惣菜などの商品はＪＡの農産物直売所みらい百彩館「んめ～べ」などで販売します。また、ＪＡまつりや地域のイベントなどでも販売し、地域住民にＰＲを行っていきます。

　八巻会長は「加工所がオープンできてとても嬉しい。これからは地域のために活動を頑張っていきたい」と今後の活動に意欲を見せていました。