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韓国人が福島の食や文化に理解深める

2017.02.27

 NPO法人ふくかんねっとは2月20日から3月1日までの10日間、ふくかん農食品文化交流事業の一環で、韓国の食農関係者の招へいプログラムを東京都や福島県内で行っています。23日には福島大学でワークショップが行われ、同大学の林薫平特任准教授や当JAの担当者が参加し講演や参加者との意見交換を行いました。
 韓国国内では、福島県の原発事故についてメディアによる偏った報道が続いている状況で、実際に「雨に当たっても大丈夫なのか」「テレビ番組のMCで福島県のものを食べて白血病になった人は今はどうしているのか」などの質問があがりました。一方で「福島の豊かな自然に感動した」「素朴な感じで居心地が良い」「安全性の取り組みをもっと韓国側が理解していかないといけないと思った」という意見もあり、林特任准教授は「韓国の方が実際に福島に対して感じていることを知ることができたのが嬉しかった。データの蓄積に基づいて確証された福島の農産物の安全性をもっと広く発信していく必要性も感じた」と話していました。
 韓国の皆さんは本日27日、当JAの農産物直売所ここらとモニタリングセンターを見学する予定です。

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