トピックス

発動機展示会に300人来場

2016.04.11

 福島市大笹生で10日、発動機展示会が開かれました。今年は茨城県から全国でも珍しい製材用大型発動機が出品され、会場には県内外から約300人が詰めかけました。
 発動機展示会は「県北発動機愛好家」の10人が毎年4月の第2日曜日に同地区の果樹園駐車場で開催しています。会場には愛好会所有の昭和初期に農業用機械の電源として使用されていた発動機が並び、それらを懐かしむ多くの生産者や愛好家らが詰めかけました。
 近年、地元メディアやインターネットでの口コミサイトなどに取り上げられたことで来場者が増加。7回目を迎えた今年は、愛好家らによる出品に加え、県外の愛好家らの発動機など60台が並びました。中でも、茨城県で35年以上発動機の収集や復元を行う平賀照雄さんが1年かけて復元した大型発動機に来場客が集まりました。平賀さんは「自分の発動機が展示会の場に並ぶのは嬉しいしたまらない気持になる」と喜んでいました。
 県北発動機愛好家の佐藤健一会長は「毎年続けながら、今後は若い世代にも発動機の魅力を伝えていきたい」と話していました。

Page Top