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桃林会OB会で福大の農学部設立に理解深める

2017.01.25

 当JA福島地区の湯野地域の生産者などで組織した「桃林会(とうりんかい)」のOB会は25日、第9回通常総会を旅館新亀で行い、会員など30人が出席しました。OB会の平井正徳会長のあいさつの後、当JA菅野孝志組合長が来賓を代表して祝辞を述べ、その後、平成28年度の会計報告などについて協議。総会終了後には研修会として福島大学の小山良太教授の講演を聴講しました。
 小山教授は「これからの福島の農業と福大食農学類の役割」と題して、農産物の価格が震災前の水準に戻っても、全国平均の価格を下回っていて、その差がずっと縮まらずにある現状を説明。「産地のブランド価値が下がっていることが本当の被害。新たな産地づくりの対策が必要で、新設する食農学部でも産地化を実践できる人材を地元に輩出していきたい」と述べました。講演を聞いた会員は「50年以上前から農学部が出来ることを願っていた。小山教授の話を聞いて地元の農業者として期待が膨らんだ」と話しました。

 




 

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