当ＪＡと福島市は１８日、平成２９年福島市農始祭を福島市のウエディング・エルティで開き、農業関係者など約２４０人が集いました。第一部では平成２８年度福島市農業賞の表彰式を行い、小林香福島市長が受賞者の吾妻一夫さん・洋子さん夫妻と齋藤勝明さん・美智子さん夫妻に賞状と記念品を授与しました。謝辞では一夫さんが「安心して食べられる美味しいくだもの作りやまた行きたい福島と思ってもらえる取り組みをさらに強化しながら、福島の魅力を広げていく」と今後の抱負を述べ、勝明さんが「農業は山あり谷あり。どんな困難があっても妻や長男夫婦が協力してくれたことで乗り越えてこられた」と感謝を述べました。

　第二部の情勢報告の中では、福島大学食農学類の開設やＪＡが新発売する１００％ジュース、ふくしまスイーツコンテスト２０１６の入賞作品についてそれぞれの担当者が詳細を説明。その後、ＪＡから行政に対して寄付の贈呈を行いました。最後に、今年の豊作を祈願し、ＪＡの菅野孝志組合長をはじめとする代表者１０人で餅つきを行いました。
　その後、懇親会を行い、出席者はＪＡの６次化商品の酒類や地元農産物を使用したメニューを味わいながら交流を深めました。