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米コンテストで石川さん(松川町)が金賞

2016.11.24

 福島大学と福島市、川俣町、当JAが協力して開催する第2回ふくしま・かわまた米コンテストの最終選考会が23日、福島市のアクティブシニアセンター・アオウゼで開かれました。最終選考会には機械による一次審査を勝ち抜いた上位10人の生産者が出席。12人の審査員が生産者や一般客の前でそれぞれの米の官能検査を行い、香りや粘りなどを総合的に評価しました。最高賞の金賞には福島市松川町の石川秀夫さん(55)が選ばれ、「昨年度の入賞からリベンジが出来た」と喜びを述べました。
 米コンテストは福島県の風評被害払拭や新しい産地形成のための底上げをねらい、昨年から始まったもの。今年は昨年の69点を上回る77点の米が福島市と川俣町の生産者から出品されました。
 最終審査会の開会式で小林香福島市長は「米コンテストの開催が今後の美味しいお米づくりにつながっていくことを期待している」とあいさつし、福島大学の小山良太教授が趣旨を説明。その後、審査員により食味官能検査が行われました。審査と並行して、一般客による金賞予想投票も行われ、来場者全員で上位入賞の米を味わいました。
 表彰式では小林市長が受賞者に賞状と副賞を授与し、当JAの菅野孝志組合長が「厳しい環境の中でも『特別栽培米』などの取り組みに尽力した成果が今日の審査結果に表れている」と講評を述べました。
 コンテストの結果は以下の通りです。
【金賞】石川秀夫さん
【銀賞】尾形寅昭さん、㈱エムケーファーム
【銅賞】齋藤清さん、佐藤正行さん、清野壽一さん
【入賞】加藤安一さん、國井喜四三さん、平野和衛さん、宮口憲夫さん

 

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