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第2回地方創生イノベーションスクール開校

2016.03.29

 全体的な人口減少や大都市圏への人口集中による地方の減退などが顕在化すると問題視されている2030年の地方創生について考える「地方創生イノベーションスクール2030」の2回目が24日から27日まで、猪苗代町の国立磐梯青少年交流の家で開かれました。同スクールには、旧JA新ふくしまの広報紙「ここら」で取り上げた福島市立岳陽中学校イノベーション部の生徒10人が参加。県内外から集まった参加者80人の前でこれまでの取り組みや成果を発表しました。

 岳陽中イノベーション部の皆さんは昨年1年間、福島市内の梨農家、JAの西部共選所やモニタリングセンター、飯坂温泉観光協会などを訪れ聞き取り調査を実施。併せて文献調査を行いながら福島県の「農業」と「観光」が抱える問題を発見し、それを克服するためのアイデアとして「中学生の視点から地域の魅力を再発見し旅行プランを作る」という地方創生案を考案しました。これらの観光プランは今年の夏に実施される予定で、今後、生徒の皆さんは実施に向けてプランに深みを持たせるための追加調査などを行います。

  同スクールでは他にも、海外に地域の良さを伝えるビデオレター作りやドローンの操作を体験するワークショップを実施。同じ目的を持った仲間と3日間寝食を共にし、交流を深めました。

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