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営農再開に農林中央金庫が支援

2016.07.27

 農林中央金庫は、伊達地域特産のあんぽ柿原料柿の品質と収量確保によるブランド回復を願い、「営農再開支援」として、生産農家の資材購入費の一部として助成金をJAふくしま未来に贈りました。7月27日に、桑折総合支店で、営農再開支援(あんぽ柿)に対する助成金贈呈式を開きました。

  この取組は、農林中央金庫が、東日本大震災で甚大な被害を受けた農林水産業の復興を支援するために創設した「復興支援プログラム」に基づくもの。今回、JAふくしま未来伊達地区管内の、あんぽ柿原料柿生産者に対し、営農再開に必要な原料柿の元肥肥料の一部として総額9、869、345円の助成金を贈りました。

  JAでは、申請のあった534人の2015年3月~12月購入分の原料柿栽培用の元肥肥料に対し、10㌃あたり3、300円を上限に助成措置を行うことにしています。

 贈呈式では、農林中央金庫福島支店の船本勝支店長が「当地域のあんぽ柿生産は、加工モデル地区の設定により生産拡大を図っているが、依然として震災前の5割程度に止まっている。生産資材の一部助成により、歴史あるあんぽ柿の生産拡大につながってほしい」と話しました。菅野孝志組合長は「産地ブラントとしてあんぽ柿を次世代に継承していくためにもこの支援を役立て、しっかりとした取組みを進めていく」とあいさつしました。

 

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