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タイへ桃輸出第一便

2016.07.21

   

 タイへ向けた福島県産モモの輸出が7月20日、福島市の当JA湯野共選場で始まり、第1便として福島市、伊達市産のモモ・「暁星(ぎょうせい)」1・4㌧を出荷しました。

 今回、農産物の鮮度を保つ空気調整(CA)コンテナが県産モモ輸出として初めて活用されました。

 出発式では、鈴木正晃副知事、佐藤裕之JA全農福島県本部副本部長、伊藤昌廣JAふくしま未来専務がそれぞれあいさつ。伊藤専務は「輸出は国外はもとより国内へのPRにもつながる。安全性とおいしさを広くアピールしていく」と話しました。箱詰めされた桃がトラックに積み込まれ、関係者らがテープカットで第1便の出発を祝いました。

 県は8月下旬までに全6回計20㌧超の輸出を計画。今後、「あかつき」や「まどか」、「川中島白桃」などの品種を輸出。県産農産物の風評払拭(ふっしょく)と輸出拡大を目指すもので、輸出されたモモは8月6日から、バンコクのザ・モールや東急などの百貨店約40店舗で販売される予定です。

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