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風景と調和した空間 「ささき牧場カフェ」オープン

2016.06.02

 当JAの組合員であり福島市佐原にあるささき牧場の創業者でもある佐々木健三さんと娘の國府田純さんが5月28日、「ささき牧場カフェ」をオープンしました。提供するのは牧場こだわりの牛乳をたっぷり使用したソフトクリーム。低温殺菌処理を施した牛乳を使用しているため、牛乳本来の風味や甘さを堪能できます。一方、地元産のわさびを使用したわさびソフトクリームは、すっきりとした甘さとピリッとした辛さが癖になり、ますます暑くなるこれからの季節にピッタリです。
 ささき牧場カフェのコンセプトは「佐原の風景にとけこむこと」。来店者が緊張しない空間を作るため、木のぬくもりを感じられる素朴な造りを意識しました。木材も健三さんの土地から伐採したスギを使用。店内に入るとスギの香りに癒されます。カフェの店長でもある純さんは「このカフェの位置づけは『ささき牧場』の入り口。みんなが集まれる場所にしたかった。そして、カフェに立ち寄った方がどうやって牛乳が出来るのか、どのように牛が育っているのかということに興味を持ってくれたら嬉しい」と話していました。
 今後、6月中に店内にミニキッチンが設置される予定。「親子連れなどを招いて料理教室を開催するなど、食育の場にも発展させたい」と展望を話す純さん。用いる野菜は牧場の堆肥で育てたものを使いたいとのこと。「今はソフトクリームの販売をしっかりやる。基盤が出来たら、地域が牧場を混ぜながら『循環』しているということを感じてもらえる場にしたい。ただソフトクリームを売る場所として終わらせたくない」と笑顔で話していました。

 

 

 


【ささき牧場カフェ】
場所:福島県福島市佐原字左原50-1
営業時間:10:00~17:00
※「ささき牛乳ソフトクリーム」「吾妻わさびソフトクリーム」「牛乳わさびミックスソフトクリーム」はすべて1つ350円(税込)。今後、季節ごとにメニューを変更予定。

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