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あんぽ柿生産本格化 12月上旬まで作業続く

2018.11.19

 当JA伊達地区管内を中心に生産が盛んなあんぽ柿の干し作業が今月に入って本格化してきました。管内では硫黄燻蒸した柿が干場に並ぶ「オレンジ色のカーテン」を各地で見ることが出来ます。今年は天候に恵まれ、原料柿の収量が平年より増える農家が多く、JAでも昨年の実績を上回る1,130tの出荷を目指します。
 今年は猛暑や台風などで原料柿の生育が心配されたが、実際は、なりが良く大きさも充分となりました。当JAあんぽ柿生産部会の佐藤孝一部会長は「たくさん実った割には、大きいものが多い」と驚くほどです。
 あんぽ柿は収穫した柿の皮をむいて、硫黄燻蒸したものを干して作ります。佐藤部会長宅でも今月4日から、原料の蜂屋柿の収穫を始め、並行して干し作業を進めています。
 佐藤部会長は12月中旬頃に出荷を始める予定で、今年は3tを上回る出荷量を見込んでいます。「天候に左右される部分もあるが、美味しいあんぽ柿を出荷できるようこまめに様子を見ながら干し作業を進めたい」と話していました。

 

 

 

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