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子どもたちが楽しく学ぶ 食農教育活動

2018.08.08

 JAでは子どもたちに「食に関する知識」「食を支える農の役割」「食の大切さ」「いのちと健康の尊さ」などを楽しく学んでもらおうと、食農教育活動に取り組んでいます。当JAそうま地区は、5月より管内小学校29校、幼稚園4園、支援学校1校で野菜作りやバケツ稲、米粉料理教室など1年間を通じて活動展開をしています。

 幼稚園では112人の園児たちが、プランターを使ってサツマイモ(紅あずま・紅はるか)を定植。プランターに植えることによって園児たちの目の前で成長が分かり、管理がしやすいということで人気です。園児たちも定植の際には「早く大きくなってね」「おいしいおイモになってね」と声を掛けながら定植をしました。サツマイモの収穫は10月中旬予定しています。

 小学校では804人の児童たちは学年に応じた野菜作りを実施。ミニトマト・ナス・ピーマン・キュウリ・パプリカ等の夏野菜を中心に栽培しています。定植後も管理方法や病害虫の対策など担当者が出向いて中間管理授業を学んでいます。収穫した野菜を使って収穫祭の実施や自宅に持ち帰って大切に栽培しています。

 5年生535人は社会と総合学習でバケツ稲(コシヒカリ・天のつぶ)に挑戦。苗植えでは、児童たちは泥だらけになりながら土作りをし、担当者の説明後、一人一人丁寧に苗を植えました。稲作りでは、中干しや落水などの水管理、出穂などの稲の変化、病害虫についても約半年間を通じて学習しています。

          

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