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若手の生産者や指導員に技術伝える 農の達人講座

2018.02.05

 当JA伊達地区は2日、農の達人による柿の剪定講習会を梁川町五十沢の園地で開きました。あんぽ柿の若手生産者や経験年数3年未満の営農指導員など30人が出席し、剪定の技術を学びました。
 今回のように若い世代に焦点を当てた農の達人講座は今回が初めて。伊達地区の特産品であるあんぽ柿の継承に向けて、若手の生産者と指導員が一体となって取り組む体制をつくるのがJAのねらいです。
 講座ではあんぽ柿生産部会の部会長であり、JAが「農の達人」を委嘱している宍戸里司部会長が実技を交えながら剪定の方法や重要性を呼び掛けました。講座に出席した霊山町の若手生産者は「今まで感覚で作業していたが、なぜその枝を切るのかという理由が理解できた」と話しました。
 宍戸部会長は「あんぽ柿生産において重要なのは、いかに高品質な原料柿を作るかにある。本日の内容を実践し高品質な原料柿栽培に取り組み、消費者に喜ばれる美味しいあんぽ柿を生産していこう」と話し、次代を担う若手生産者へ向けて、熱い想いを伝えました。

 

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