ＪＡ全農福島は９日、平成２９年度福島県りんご着色系ふじ品評会を県農業総合センター果樹研究所で開きました。県内から３３点が出品され、審査の結果、当ＪＡ福島地区の大宮篤司さんが出品した「宮美ふじ」が福島県知事賞に選ばれました。
　通常の「ふじ」に比べ着色系ふじは、労力や危険分散に有効であるため１０年ほど前から県内で導入されています。同品評会は選抜技術の向上や栽培技術の向上を目的に実施されていて、品評会に出品されたりんごは、着色系ふじのＰＲのため郡山市にある農産物直売所「愛情館」で販売されます。
　今回に品評会には当ＪＡ管内から３０点が出品され、県や市、ＪＡ全農福島の関係者による審査の結果、金賞３点、銀賞５点が選ばれました。
　表彰式では、それぞれの受賞者に賞状と記念品が贈られ、県知事賞を受賞した大宮さんは「大変名誉なこと。今回の受賞を励みにさらに頑張りたい」と話しました。
受賞結果は以下の通りです。
【金賞】福島県知事賞…大宮篤司さん(ふくしま未来)、福島市長賞…平井貴徳さん(ふくしま未来)、福島県農業協同組合中央会会長賞…星次男さん(会津よつば)
【銀賞】全国農業協同組合連合会福島県本部長賞…秋山晴儀さん(夢みなみ)、大槻善博さん(ふくしま未来)、島貫秀一郎さん(ふくしま未来)、大宮篤司さん(ふくしま未来)、村上弘さん(ふくしま未来)