当ＪＡのみらいろ女子会の中で立ち上がった「チーズ作りプロジェクト」で９日、第１回目の活動を北信支店の調理室で行いました。今回は、インターネットや書籍などで調べたチーズの作り方を参考に、熟成チーズの元になるカードとクリームチーズを試作。その後、福島市内のチーズ専門店でメンバーの交流を兼ねた勉強会を行いました。
　今回の活動にはプロジェクトメンバー８人が参加しました。酪農家であり同プロジェクトリーダーの「チーズさん」が生産した生乳１０ℓを使い、２ℓでクリームチーズ、９ℓで熟成チーズを試作しました。生乳の殺菌処理を忘れて最初から工程をやり直したり、牛乳が高温すぎてレンネットを入れても固まらなかったりとハプニングも多数ありましたが、カード約４００gと、プレーンとペッパーの２種類のクリームチーズ２００gずつが完成。カードは２カ月間熟成させる必要があるため各自で持ち帰り、クリームチーズはその場でクラッカーに塗って試食しました。
　その後の勉強会では、スイスやオランダなどのチーズを味わいながら、店のスタッフにチーズの話を聞きました。メンバーは「今日のカードからこういうチーズは出来るのかな？」と完成に向けて期待を膨らませている様子でした。
　「チーズさん」は「このプロジェクトでチーズが簡単に作れることを広めることで、自分でも手作りしたいという方が増えて牛乳の消費拡大につながると思った。これからも継続して試作会を開催して、酪農家と消費者がもっと近い存在になると嬉しい」と話していました。
　次回の活動については、みらいろ女子会交流サイトでお知らせいたします。