当ＪＡは１７日、(株)新ふくしまファームの農場で農業体験型グリーンツーリズム「みらいろアグリ塾」を開きました。当ＪＡ管内の准組合員親子が野菜の種まきや収穫などの体験を通し、農業への関心を深めました。

　この取り組みは准組合員対策の一環。風評被害払拭に向けた体験型食農教育の場として、農産物の栽培や収穫体験を通し、農業への理解を深めてもらおうと、昨年から実施しています。今年で２回目となる今回は親子１４組３７人が参加しました。

　開講式では、半谷善弘常務が「この体験を通し、農作物を作る楽しさなどを感じてほしい」とあいさつ。塾では人参や大根の種まき、キュウリの収穫を体験。参加者らは普段あまり触れることのない土に指で穴をあけ、用意された種を丁寧に蒔いていました。種を蒔いた所に手作りの看板を設置しました。また、加工品について学んでもらおうとこんにゃく作りも実施し、昼食後にはサクランボ狩りを楽しみました。

　参加した親子は「貴重な体験になった」と笑顔で話していました。

　今回蒔いた種は、９月に行う２回目で収穫します。