当ＪＡそうま地区で現在、ブロッコリーの収穫が最盛期を迎えています。同地区では、ブロッコリーの生産量増大向けてＪＡの地域農業振興資金を活用して苗の無償配布に取り組んでいて、昨年度の作付面積は計画の２３．５haを上回る２５haを達成しています。主産地の原町区では今年度も、苗の無償配布を受けた多くの生産者がブロッコリー生産に励んでいます。
　昨年からブロッコリー生産を始めた原町区の林一重さん・イミ子さん夫妻は６日からブロッコリーの収穫を始めました。今年は出来が良く、畑には大玉のブロッコリーが数多く並んでいます。林さん夫妻は長ネギを主に生産していましたが、農業所得を増やすためにブロッコリーを導入。連作防止のために長ネギとブロッコリーを畑の中でローテーションさせながら栽培しています。現在は春ブロッコリーの収穫最盛期で、毎日５０箱(１箱６㎏)程度をＪＡに出荷しています。収穫は６月末まで続く見込みで、今年は夏と秋の作型にも挑戦する予定です。