当JA福島地区は12日、りんごのHTS型剪定講習会を開きました。当JAではHTS型苗木の普及に力を入れており、同講習会を毎年開いています。
HTSとは「ハイブリッド・テクニカル・システム」。根元に丸葉台、中間にわい性台を使用して品種を接ぎ木する苗木。凍害や湿害に強く、省力化・収益性向上を図ることができ、低コストで高品質のりんご栽培のためJAでは栽培者らに推進しています。
講習会には栽培者やJA職員ら約60人が参加しました。
講師は、福島市の佐藤宏一さんが務めりんごの若木から成木まで木の年代ごとに生育を確認しながら剪定を実演しました。
佐藤講師は「いかに主幹を太らすかがポイント。しっかり観察して剪定を進めていこう」と話しました。
参加者は、熱心にメモや携帯電話で動画を撮影しながら剪定方法を学びました。