当JA女性部相馬総合支部千枝総合支部長ら同女性部役員ら3人は9日、そうま地区本部を訪問し同地区髙木正勝役員代表、渡辺弘之本部長に稲穂飾りを贈呈しました。
稲穂飾りは、豊作を願い紅白餅や恵比寿様、大黒様など縁起の良い煎餅などをみずきの木の枝に飾り付ける相馬地方に古くから伝わる伝統文化です。
支部では1980年の大冷害がきっかけで始まり、次世代へ伝統文化を伝えていく取り組みを続けている相馬総合支部の大人気の活動で今年も6日に中村総合研修センターにて開催しました。制作した稲穂付けは順次、地域の福祉施設や地区の各事務所計8カ所に贈呈し、福祉施設3カ所には合わせて部員らが持ち寄ったタオルも贈呈します。
千枝総合支部長は「今年の元旦能登半島で大きな地震があり東日本大震災を経験した私たちは他人ごとではありません。被災地の皆様の一日も早い復興と誰もが安心して暮らせる世の中になるよう願いを込めて作った」と話し贈呈しました。