当JA女性部そうま地区相馬中村総合支部は7日、相馬中村研修センターで毎年恒例の稲穂付けを行いました。稲穂付けは、今年の豊作を願い紅白餅や恵比寿様、大黒様など縁起の良い煎餅餅などを木の枝に飾り付ける相馬地方に古くから伝わる伝統文化です。
同支部では1980年の大冷害をきっかけに五穀豊穣と組合員の健康を願う行事して定着し、今年は新型コロナウイルス感染症の終息も願い行いました。
同日には部員69人が参加し、部員手作りの紅白餅を使用して木の枝に飾り付けました。同支部の千枝浩美部長は「昨年は活発な女性部活動の参加にとても感謝している。今年も部員の皆さんの生活に潤いを与える活動を積極的に実施していきたい」と話しました。
今回制作した稲穂付けは地域の福祉施設や同地区の各事務所に贈呈されます。